大人になってから水泳教室に通ってみたいけどよくわからないから緊張する
大人の水泳教室ってどんなことをしているのかな
という方いませんか?
Risaです。
スイミングスクールでコーチを4年間しており、大人の水泳教室でも教えていました。
今回は、「大人の水泳教室のレッスン内容や雰囲気」について紹介していきます。
これを読めば、大人の水泳教室がどんなところか知るだけでなく、自分に合うレッスンについて知ることができますよ。
大人の水泳教室はこんなところです

大人の水泳教室は、いくつかの種類に分けることができます。
水泳教室の種類は、下記を参考にしてください。
①水中ウォーキング
②泳法のクラス
③レベル別コース
④マスターズコース
⑤アクアビクス
上記のように大きくわけて、5つのコースがあります。
大人の水泳教室は、泳ぐだけでなく水中ウォーキングやアクアビクスなど泳がないコースもあるので、全く泳げない方でも参加しやすいですよ。
①水中ウォーキング
水中ウォーキングは、名前の通り水中ウォーキングを行うレッスンです。
「ただ、歩くだけなのにレッスンがあるの?」
と思う方もいるかもしれませんが、水中ウォーキングのレッスンはただ歩くだけでなく、様々な歩きを取り入れています。
・前に歩く
・後ろに歩く
・横に歩く
・大股で歩く
・小股で歩く
・ストレッチをしながら歩く
上記のように様々な動きを取り入れてレッスンを行います。
道具を貸してくれるレッスンもある
「アクアミット」など水中ウォーキングの効果を高めてくれる道具を貸してくれるレッスンが開かれているところもあります。
泳げなくても参加できる
水中ウォーキングのレッスンは、もちろん泳げなくても参加することができます。
泳ぐのには自信がないけど、水泳を始めたいという方が気軽に参加することができるのが、水中ウォーキングです。
②泳法のクラス
泳法のクラスは、「バタフライ」「背泳ぎ」「平泳ぎ」「クロール」とそれぞれの泳ぎを練習するコースです。
クロールは泳げるけど、他の泳ぎが泳げないから泳げるようになりたい
という方におすすめのクラスです。
また、全く泳げない人も「クロール」のレッスンなら気軽に参加することができます。
レッスンの内容
泳法のクラスは、基本的にその泳法の練習をします。
キックの練習、プル(腕の動き)の練習、スイム(実際の泳ぎ)の練習など、1つずつ細かく練習します。
流れは、下記を参考にしてください。
・キックの練習
↓
・プル(腕の動き)の練習
↓
・スイム(実際の泳ぎ)の練習
上記の流れでレッスンは進んでいきます。
ずっと泳ぎっぱなしではない
泳法のレッスンは、ずっと泳ぎっぱなしではありません。
25m泳いだら、コーチからのアドバイスがあります。
基本的には、25mずつ何度も泳ぎます。
長くても50mしか泳がないので、長い距離を泳ぐことに自信がない人や体力に自信がない人も安心してレッスンに参加できます。
初心者はクロールと背泳ぎから始めるといい
大人になってから水泳を始めた方は、「クロール」と「背泳ぎ」のレッスンから始めるといいです。
クロールと背泳ぎは、泳ぎの基本的な部分を身につけることができます。
もし、全く泳げなくても、クロールや背泳ぎのレッスンならあなたのレベルに合わせてレッスンを進めてくれるはずです。
コーチ側からしてもクロールと背泳ぎのレッスンならレベルに合わせやすいです。
バタフライと平泳ぎは少し泳げるようになってから行く
バタフライと平泳ぎのレッスンは、クロールと背泳ぎが少し泳げるようになってから行ったほうがいいです。
バタフライと平泳ぎは、クロールや背泳ぎに比べてかなり難しいです。
まだ、自力で泳げない方や自力で浮けない方は、バタフライと平泳ぎのレッスンはおすすめしません。
コーチ側からも、バタフライと平泳ぎのレッスンに超初心者が来るとかなり困ります。。。自力で浮けないとその方につきっきりになってしまうので・・・まずは、ある程度泳げるようになってから来てほしいです。
③レベル別コース
レベル別コースは、「初心者コース」「中級者コース」「上級者コース」など、レベルに分けてあるコースです。
泳法のレッスンとは違って、1つのレッスンで様々な泳法を泳ぐことがあります。
はじめての方は初心者コースへ
初めての方や泳ぐことに自信がない方は初心者コースに行くことをおすすめします。
初心者コースでは泳ぐための基礎的なことを練習します。
水の中での力の抜き方や「けのび」の仕方、浮くことはどういうことかなどをゆっくり練習することができます。
基本はクロールや背泳ぎが多い
初心者コースは、クロールや背泳ぎを泳ぐ場合が多いです。
もちろん、そのコースによってはバタフライや平泳ぎを練習することもありますが、ゆっくり進めるので初心者の方も安心してください。
私が初心者コースで教えていた時は、その日のメンバーに合わせて取り入れる泳法を選んでいました。
また、超初心者の方がいてバタフライや平泳ぎをする時は、その方はクロールや背泳ぎの練習ができるようにメニューを分けていました。
4泳法泳げるようになったら中級へ
4泳法がなんとなく泳げるようになったら、中級コースに行くことをおすすめします。
中級コースでは、さらに上手に泳げるようになるように練習をしたり、少し距離を伸ばして50m泳いでみたりします。
私が中級者コースで大切にしていたことは、キレイなフォームで泳ぐことです。中級者コースで泳いでいる方は、自己流で泳いでいる方が多かったので、正しいフォームで泳ぐことを伝えていました。
バタフライと平泳ぎが中級者コースの場合もある
スクールによっては、バタフライと平泳ぎを中級者コースで取り上げている場合もあります。
そういった場合は、クロールと背泳ぎが泳げるようになったら、バタフライと平泳ぎのレッスンに行くといいですよ。
かなり泳げるようになったら上級者コースへ
上級者コースは、中級者コースでも余裕に泳げるようになった方におすすめです。
また、子どもの頃スクールに通っていて4泳法は余裕で泳げるという方は、上級者コースでもいいかもしれません。
上級者コースでは、キレイなフォームで泳ぐことに加えて、抵抗なく泳ぐ方法や水の中でさらに身体を自由に動かす方法などを練習します。
上級者コースでは、少し難しい泳ぎ方を取り入れていました。
ひたすら泳ぐのではなく、水の中で身体を自由に使うことができるようになることや、泳ぐのに必要な筋力がつくことを意識して、練習を組み立てていました。
④マスターズコース
マスターズコースは、マスターズ水泳の競技大会に出場することを目標として練習するコースです。
マスターズ水泳って何?
マスターズ水泳とは、日本では18歳以上の方が参加することができる水泳の試合です。
もちろん記録を狙っている方もいますが、泳ぐこと自体を目標にしている方も参加しています。
若い方は18歳から最高齢は105歳の方が出場したことがあります。
私も参加したことがありますが、本当に楽しいです。結果を求める必要がないので、楽しく泳ぐことができますよ。
大会出場に向けて練習する
マスターズコースは、この大会出場に向けて練習するので、今まで紹介してきた「泳法コース」「レベル別コース」とは異なる雰囲気でレッスンが進みます。
コーチが考えたメニューにそって練習します。
メニューに沿ってレッスンが進んでいくので、淡々と泳ぐというイメージをもってもらえばいいと思います。
レベル別になっている
マスターズコースは、マスターズコースの中でレベル別になっています。
初心者・中級者・上級者・超上級者などとレベルが分けられています。
マスターズコースの中でも初心者コースは参加しやすいです。
基本は25mでメニューが組み立ててあり、時々50m泳ぐという感じで練習が進みます。
逆に超上級者のコースには、学生の頃選手をしていた方やトライアスロンに挑戦している方が泳いでいることが多いです。
初心者コースは、和気あいあいと泳いでいるので、どの方も参加しやすいですよ。
マスターズに出なくてもいい
マスターズコースのレッスンは、マスターズの大会に出なくても参加していいです。
というか、ほとんどの人が大会に出場する気はないけど、レッスンに参加しています。
なので、大会に出場するつもりがなくても気軽に参加しても大丈夫ですよ。
⑤アクアビクス
アクアビクスは、プールの中でエアロビクスのような動きをして運動するレッスンです。
音楽に合わせて身体を動かすので、楽しんで運動を楽しめます。
結構動きます(ダイエットにもおすすめ)
アクアビクスは、思っている以上に動きます。
多分、水泳の初心者コースのレッスンよりも運動量が多いです。
30分間のレッスンだったら、30分間動き続けるので、消費するカロリーがかなり多くなります。
かなり激しく動きますが、水の中なので浮力などの影響で思っている以上にラクに運動することができるはずです。
アクアビクスのいいところは、そこまでしんどさがないのに、身体を動かしてエネルギーを消費することができることです。
アクアビクスのインストラクターがレッスンします
アクアビクスは、水泳のコーチがレッスンをするのではなく、アクアビクスの専門の方、もしくはエアロビクスのインストラクターの方がレッスンをします。
私はアクアビクスのレッスンをしたことがありません。横から見て、いつも楽しそうだなと思って見ていました。
コーチによって雰囲気はそれぞれ

大人の水泳教室について紹介してきましたが、それぞれのレッスンの雰囲気はコーチによってそれぞれ異なります。
また、その日の参加してくださるメンバーによっても雰囲気が変わります。
絶対的マニュアルはない
大人の水泳教室には、様々な年齢の方が来たり、水泳の経験も異なる方がきたりします。
そのため、レッスンの内容に絶対的マニュアルがありません。
それぞれのコーチが、そのレッスンに1番合う方法でレッスンしてくれます。
要望も出せるかも
レッスン内容に絶対的マニュアルがないので、もしかしたらレッスンの内容に要望を出せるかもしれません。
・クロールの腕の回し方を重点的に教えてほしい
・平泳ぎのキックの上達方法が知りたい
などコーチに相談すると、レッスンに取り入れてもらえるかもしれませんよ。
私が教えていたときは、積極的に意見を取り入れていました。何がしたいか言ってもらえたほうが、コーチ側もレッスンしやすいです。
もちろん、レッスンに参加している方は1人だけでないので、絶対に聞いてもらえるというわけではないのでご了承を・・・
たくさん相談しよう
レッスン中はもちろんですが、レッスンの前やレッスンの後でも、わからないことがあったら、積極的に相談・質問してみましょう。
コーチも時間が許す限りは、相談にのってくれるはずです。
まとめ:大人の水泳教室に行ってみよう

ここまで、大人の水泳教室について紹介してきました。
少しは、水泳教室の雰囲気がわかってもらえたと思います。
水泳を始めたい!という方はぜひ、水泳教室に行ってみてほしいです。
「やりたい!」と思った時が、始めるタイミングですよ。
大人の水泳教室がやっている場所は?
最後に、大人の水泳教室ってどこでやっているの?と疑問に思っている方に回答して終わりにしたいと思います。
大人の水泳教室が実施されているのは、こちらです。
・ジム(24時間営業のジムはやってないことが多い)
・スイミングスクール
・区民プール、市民プール
上記の場所で、大人の水泳教室が開催されていることが多いです。
「〇〇(市区町村名) スイミング」で検索
自分の住んでいるところの水泳教室が知りたいなら、
「〇〇(市区町村名) スイミング」
で検索すると、その街の水泳教室を調べることができます。
しかし、東京などの大きな都市は区の名前よりも最寄りの駅名で調べたほうが、調べやすいですよ。
ぜひ、近くにある水泳教室を調べて、水泳を始めましょう!
ということで、今回は終わりにします。