視力が悪い人が泳ぐ時、一度は悩んだことがあるのではないのでしょうか?
「コンタクトをつけたまま泳いでいいのだろうか?」
心配になりますよね。
結論から述べると、水泳でコンタクトは使えます!
ということで、現在水泳歴23年、水泳コンタクト歴14年の私が、水泳でコンタクトをつけることについて紹介していきます!
この記事を読めば、安心して水泳でコンタクトを使えるようになるはずです。
水泳でコンタクトは使えます
繰り返しになりますが、
「水泳でコンタクトは使えます」
私も目が悪いのですが、14年以上コンタクトをつけて泳いでいます。
また、多くの競泳選手がコンタクトをつけて、泳いでいますよ。
目が悪い人が泳ぐ時
目が悪い人が水泳をする時、どのように対応するか、方法は3つあります。
裸眼で泳ぐ
まずは、「裸眼」で泳ぐやり方です。目が悪くなり始めた小学生や中学生はこの方法で泳いでいることが多いと思います。
また、日常生活を裸眼で生活できる程度の視力の人は問題なく泳げるかもしれません。
度付きゴーグルで泳ぐ
視力が悪い人向けに、「度付きゴーグル」というものがあります。
度付きゴーグルというのは、ゴーグルのレンズが眼鏡のように度が入っています。

一見、見ると度付きなのか、そうでないかわからないくらいの見た目です。
度付きゴーグルの難しさ
度付きゴーグルは、便利です。目にも負担がなく泳ぐことができます。
しかし、問題がいくつかあります。
値段が高い
度が入っている分、普通のゴーグルより値段が高くなります。
ゴーグルを外すと見えない
当たり前ですが、ゴーグルを外してしまうと、何も見えません。ゴーグルを付けたり外したりしていると、目が疲れてしまう原因にもなります。
また、見えないからと言ってゴーグルをずっと付けているのも結構疲れてしまいます。目が常に圧迫されている状態になってしまうので、どうしても外したくなると思います。
ゴーグルが傷つくと見えない
ゴーグルはどうしても傷がついてしまいます。どんなに丁寧に使っていても、傷は少しずつ増えます。
ゴーグルに傷がつくと、見えにくくなります。度付きゴーグルのはずなのに、普通の裸眼と同じように見えてしまう可能性もあります。
コンタクトで泳ぐ
そして、最後が「コンタクト」です。
水泳でコンタクトを使う方法
水泳でコンタクトを使う方法は、簡単です。
いつもつけているコンタクトをつけて、ゴーグルをするだけです。
それだけで、コンタクトを使用したまま泳ぐことができます。
とっても簡単ですね!!
水泳でコンタクトを使うメリット
水泳でコンタクトをつける1番のメリットは、
「常に視界がクリアに見える」ということです。視界がクリアになるだけで、泳ぐのが楽しくなる気がしませんか?
まっすぐ泳げる
視界がクリアになることで、自分がどこを泳いでいるか把握することができるので、真っ直ぐ泳ぐことにも繋がります。
特に上を向いて泳ぐ背泳ぎは、天井が見えないとどうしても曲がってしまいます。コンタクトをすることで、自分の位置を見ながら泳ぐことができますよ。
プールサイドも安心して歩ける
裸眼や度付きゴーグルで泳ぐと、どうしてもプールサイドは裸眼で歩くことになります。プールサイドを裸眼で歩くってかなり怖いんです。
急にすべったり、プールサイドとプールの境目がわからなかったり危険がいっぱいです。しかし、コンタクトをしていれば、安心して歩くことができます。
休憩でゴーグルを外せる
ゴーグルを外してもしっかり見えるので、休憩のタイミングでゴーグルを外すことができます。ゴーグルを外せることは、かなりストレスを減らすことになるはずです。
インターバルのトレーニングができる
これは、上級者向けですが、ジムや市民プールなどのプールには、時計があると思います。
トレーニングをしようと思っていても、目が見えなければ時計が見えません。ですが、コンタクトをしていれば、時計が見えるので、時計を見ながらインターバルトレーニングをすることもできます。
水泳でコンタクトを使用するときに気をつけること
水泳でコンタクトを使うことができる!と言っても注意すべきことはあります。
ハードコンタクトレンズは外れやすい
ソフトコンタクトレンズは、ほとんど外れることはありませんが、もともと外れやすいハードコンタクトレンズは水泳でも外れやすいです。
ゴーグルで目を圧迫しているので、余計に外れやすくなってしまうようです。
水泳で使用するのは、ソフトコンタクトレンズが良いでしょう。
曇り止めはしっかり落として
これは、コンタクトをしているしていないに限りませんが、ゴーグルの曇り止めは、しっかり落として使ったほうがいいです。
しっかり落としていないと、目に入ってしまい目が痛くなってしまいます。
泳ぎ終わったら目薬を
ゴーグルをして泳いでいるとどうしてもまばたきの回数が減っています。まばたきの回数が減ると、必然的に目が乾いていきます。
なので、目が乾きやすい人は特に、泳ぎ終わったら目薬を刺すようにしましょう。
ゴーグルに水が入ってきたら?
ここまで、読んで水泳でコンタクトをしても大丈夫ということがわかったと思います。ですが、「ゴーグルに水が入ったら、大丈夫なの?」「コンタクトが外れてしまうんじゃないの?」
と心配になる人もいると思います。
これに答えると「基本的に大丈夫です!」
私の体験談になりますが、大会で飛び込んですぐにゴーグル全部(両目)に水が入ってきたことがありました。
そのまま200メートル(約3分間)泳いでいましたが、外れることなく泳ぎきることができました。
コンタクトは外れるどころか、ピタッとくっついていて外すほうが大変でした。
このようにゴーグルに水が入って3分も泳ぐことは、基本的にないと思います。
なので、ゴーグルに水が入ってきたらすぐに立ち止まって水を出してあげれば、コンタクトが外れることなく泳ぐことができます。
ゴーグルに水が入っても外れることはないので、安心して使ってくださいね。
快適に泳ごう
ここまで、水泳でコンタクトを使っても大丈夫です。とお伝えしてきました。
普段から水泳をしている人も、時々泳ぎに行く人も、久しぶりに泳ぐ人も、コンタクトをつけて、快適に泳ぎましょう!
コンタクトを使って泳ぐことで、ストレスフリーで泳ぐことができ、運動によるストレス解消効果や運動効果が上がっていくと思いますよ。