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水泳で1時間泳ぐと距離はどれくらい泳げるのか?初心者から世界記録まで

1時間泳ぐとどれくらい泳げるのかな?

ゆっくり泳ぐのと速く泳ぐのと1時間でどれくらい泳ぐ距離が変わるのかな?


という方いませんか?


Risaです。

水泳歴は23年になりました。

今もジムで泳いでいて、ゆっくり泳いでいる人から速く泳ぐ人まで色々な人を見ています。

今回は、「1時間泳ぐと距離はどれくらい泳ぐことができるのか」を紹介してきます。




水泳で1時間泳ぐと距離はどれくらい泳げるのか?


1時間でどれくらい泳げるのか?という疑問に答えると、「泳ぐスピードによって違う」が答えになります。

まあ、当たり前ですよね。

泳ぐスピードによってだいぶ違います。

ということで、泳ぐスピードごとで距離を見ていきたいと思います。

初心者が1時間泳ぐ距離(50m:1分45秒)


初心者が1時間泳ぐと、約1700m泳げます。

しかし、初心者が1時間泳ぐことは難しいですし、1700m泳ぐことも難しいと思います。

でも、頑張ったら1700m泳ぐことができます。

ゆっくり1時間泳いだ距離(50m:1分30秒)


ゆっくり泳ぐと、約2000m泳ぐことができます。

ジムでゆっくり泳いでいる人を見ていると、だいたいこれくらいのスピードで泳いでいます。

大人になってから水泳を始めた人、あまり水泳経験がない人はだいたいこれくらいで泳いでいます。

ちょっと速く1時間泳いだ距離(50m:1分15秒)


ちょっと速く泳ぐと、約2400m泳ぐことができます。

定期的に泳いでいる人や子どもの頃に水泳を習っていて4泳法(バタフライ・背泳ぎ・平泳ぎ・クロール)を泳げる人は、このくらいのペースで泳げる人が多いです。

このペースで泳いでいると、ジムや市民プールなどで泳いでいても「あの人結構泳げるんだな」と周りから思われます。

速く1時間泳いだ距離(50m:1分)


速く泳ぐと、約3000m泳ぐことができます。

このペースで泳げる人は、綺麗なフォームで泳げる人、体力がある人です。

男性なら体力があればこのペースで泳げる人も多いです。

競技経験者が1時間泳いだ距離(50m:50秒)


競技経験者(選手経験者、トライアスロン経験者)は、1時間泳ぐと、約3600m泳ぐことができます。

ガチガチの競泳選手経験者はもっと速く泳ぐことができると思いますが、負担なく泳ぐことができるのは、だいたいこのペースではないかと思います。

わたしもこのペースなら1時間くらいならまだ泳げるかなという感じです。このペースで1時間泳いだら、疲労感でいっぱいになりますね。


1時間で3600mも泳いだら、小学生の選手コースより泳いでいる可能性もあります。

中高生の選手が1時間泳いだ距離(50m:40秒)


中高生の選手の子が1時間泳ぐと、約4500mです。

中高生はこのペースで練習することが多いです。

本気で泳いだらもっと泳ぐことができますが、あくまでも練習ではこれくらいのペースで泳ぐことが多いので参考程度にしてください。

世界記録で1時間泳いだ距離(50m:20.91秒)


2020年1月現在の男子50m自由形の世界記録は、20.91秒です。

このペースで泳ぐと、1時間で約9000m泳ぐことができます。

当たり前ですが、不可能です。50mの世界記録で1時間も泳ぐことは誰もできません。


1時間で9000mってすごいですね。

走っても1時間で9000m(9km)は無理です。

ダイエットやトレーニングで1時間に泳ぐ距離は?


泳いでいる人の中には、ダイエット目的だったり、トレーニング目的だったりする方が多いですが、それぞれの目的に合う距離や泳ぎ方を紹介していきます。

ダイエット目的で1時間に泳ぐ距離は?


ダイエット目的で泳ぐなら、1時間に1000mは欲しいです。

と言いたいところですが、1000mは30分くらいで泳げるはずです。

30分で1000mで泳げるからと言って、1時間で2000m泳いだほうがいいかと言うかというと、そうではありません。

2000m泳がなくていい理由


2000m泳ぐと、消費エネルギーが多くなる一方で、疲れも増えます。

消費エネルギーが多く疲れもあると、食欲が増えるのでダイエットがうまく進みません。

ダイエット目的で泳ぐ時に大切なことは、「無理をしない」ことです。

たくさん泳いだからと言って痩せるわけではありません。

消費エネルギーと体力、食欲のバランスをうまく取りながら泳ぐことが大切です。

ダイエットでおすすめの泳ぎ方


ダイエットしたい方におすすめしたい泳ぎ方は、続けて1000m泳がないことです。

ジムで泳いでいると、何メートルも続けて泳いでいる人を見ますが、それはおすすめしません。

運動効果を最大に引き出したいなら、25mや50mに分けて泳ぐべきです。

何メートルも続けて泳いでいると、フォームが崩れてベストな状態で泳ぎ続けることができません。


1000m泳ぐなら、続けて泳がずに50mを20本や、25mや50mを組み合わせながら泳ぐのをおすすめします。

トレーニング目的で1時間に泳ぐ距離は?


トレーニング目的で1時間泳ぐなら、約2000mは泳ぎたいところです。

トレーニング初心者の方は、1時間で2000mを目標に頑張ってみてください。

1時間に2000mはそこまで速いペースではないですが、2000m泳ぐのは初心者には、結構ハードです。

トレーニング目的も続けて泳がないこと


トレーニング目的の人もダイエット目的の人と同様で、続けて2000m泳ぐのはやめておきましょう。

トレーニング目的なんだろうなと思う方をよく見ますが、そういう人に限ってひたすら続けて泳いでいるんです。


2000m泳ぐと決めたら、2000m一気に泳ぐのではなく、50mや100m、200mと分けて泳ぐようにしましょう。

トレーニング目的ならインターバルをつける


トレーニング目的で泳ぐなら、「インターバル」をつけて泳ぐようにしましょう。

例えばこんな感じがおすすめです。

50m✕20本(1分)

100m✕10本(2分)


200m✕5本(4分)

50m✕10本(1分)

100m✕5本(2分)


上記のように、それぞれの距離で自分が無理なくトレーニングできるインターバルを決めて泳ぐようにすると、トレーニング効果が高まります。

50m泳いだら5秒休む、10秒休むというトレーニング方法もありますが、本気でトレーニングしたいならおすすめしません。


本数を重ねる間に、泳ぐペースも遅くなっていきます。

しかし、「50mを1分」のように決めてしまば、一定のペースで泳ぐことができます。

徐々に距離を増やす


1時間で2000mに慣れてきたら、徐々に距離を伸ばしていきましょう。

1時間に3000m泳げるようになったら、かなりすごいですよ。

ここまで1時間で2000mとお伝えしてきました、1時間に泳ぐ距離を目標にせず、2000m泳ぐ、3000m泳ぐと距離を目標にしてもいいかもしれません。

ちなみに、私が中高生の時(選手時代)は、2時間で約7000mくらい泳いでいました。もちろん、7000mぶっ通しで泳いでいたわけではありませんよ。


「1時間に○○m」を目標にしてもいいですし、時間は関係なく「○○m」と目標にしてもいいですが、結局は「やること」が大事です。

まとめ:水泳を1時間泳ぐと距離は結構泳げる


ここまで水泳を1時間泳ぐとどれくらい距離が泳ぐことができるのかについて紹介してきました。

それぞれのスピードで泳げる距離をおさらいします。

・初心者:1700m

・ゆっくり泳ぐ:2000m

・ちょっと速く泳ぐ:2400m

・速く泳ぐ:3000m

・競技経験者:3600m

・中高生の練習:4500m

・世界記録:9000m


※あくまでもだいたいの距離です
※1時間で泳げる距離


上記を参考にしてください。

こう見てみると、1時間あると結構泳げると思いませんか?

初心者でも1時間で1700mつまり、1.7km泳ぐことができるんです。1.7kmだったら意識しないと歩くこともできないですよね。

「自分、1kmも泳げる!!」と思ったら、自信にも繋がります。

とは言っても無理はしないで


1時間でどれくらい泳げるか紹介してきましたが、大切なことは無理をしないことです。

普段およいでいない人が急に1時間も泳ごうとすると、疲れで大変なことになります。

無理はせずに少しずつ泳ぐ時間と泳ぐ距離を伸ばすことができるようになればOKです。

無理をせずに楽しく水泳を続けていきましょう!


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ということで、この辺で終わりにします。




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