水泳の合宿に今度始めて自分の子が行くんだけど、どんな感じなんだろう?
中学生の水泳の合宿のことが知りたい!持ち物とか何持っていけばいいの?
という方いませんか?
Risaです。
水泳歴は23年で、選手コースには小学3年~高校生まで在籍してきて、合宿には数十回参加しました。
今回は、「中学生の水泳の合宿」について紹介していきます。
実際に自分が経験したことを含めてお伝えしていきます。
この記事は、スイマーを持つパパやママ向けに書いていくので、ぜひお子さんの合宿の準備等に役に立ててください。
水泳の合宿(中学生)のことを元スイマーがが詳しく紹介します

中学生の水泳の合宿に関してですが、参加する合宿によってかなり雰囲気や練習の進め方が異なります。
また、所属しているクラブや住んでいる都道府県によってもかなり異なります。
○所属クラブによる違い
・大手クラブ:クラブの全体合宿がある
・小さいクラブ:独自の合宿
強化練習期間(泊まりなし)
上記のように、クラブによって合宿に違いがあります。
小さいクラブは、合宿(泊まりこみ)をせずに、強化練習期間として自宅から通いながら合宿のようなスケジュールをこなすこともあります。
また、都道府県によっても違いがあります。
○都道府県による違い
・県合宿を行う都道府県
・代表者のみ県合宿を行う都道府県
・県合宿を行わない
上記のように違いがあります。
スイマーの人数が少ない県は、県内のスイマーをほとんど集めて県合宿を行うこともあります。
しかし、スイマーの数が多い都道府県では、国体の代表者のみ、標準記録を突破したのみ合宿に参加することができるなど、参加に制限があることもあります。
また、人口が多いところは、合宿を行わない都道府県もあるようです。
水泳の合宿の期間は?
水泳の合宿の期間は、その合宿によって異なります。
2泊3日~1週間
中学生が参加する合宿は、上記の日程で行う合宿が多いです。
中には、1ヶ月ほどの長い合宿もありますが、代表クラスにならないと、そういった合宿に参加する機会は少ないはずです。
中学生の合宿は、長期休みに行われることが多いです。
・ゴールデンウィーク(4月~5月)
・夏休み(7月~8月)
・年末(12月)
合宿は、上記の時期に行われることが多く、上記全て合宿を行う場合もあります。
私は、GW、夏休み、年末、全て合宿でしたね。
基本的には、長期休みに合宿が行われますが、都道府県代表や日本代表になると、平日に合宿が行われることもあるので、学校を休まなければいけない場合もあります。
水泳の合宿の費用は?
水泳の合宿にかかる費用は、参加する合宿によって異なります。
・クラブの合宿:実費が多い
1週間で5万円以上かかることもある
・都道府県合宿:水泳協会が補助金を出してくれることがある
1週間で1万円くらいで済むこともある
上記のように、参加する合宿によって異なります。
また、合宿する場に行くまでの交通費によってもかなり値段が変わってきます。
ちなみに、私は1回ハワイで行われた合宿に参加したことがありますが、10日間で20万円程度かかりました(飛行機・宿題代込)
クラブで行われる合宿でも、クラブが補助金を出してくれることもあるので、参加する合宿によってかなり値段に差があります。
水泳の合宿のスケジュールは?
水泳の合宿のスケジュールは、1日2回練習が多いです。
中には、1日3回練習をする合宿もあります。
合宿のスケジュールは、合宿によってかなり異なるので、私が参加した合宿のスケジュールを参考で紹介します。
・5:30:起床→宿泊施設周辺をランニング
・6:15:宿泊施設を出る
(バスでプールに移動)
・7:00~10:00:水中練習
~宿泊施設戻る~
・10:45:朝食
~睡眠休憩(自由時間)~
ここまでが1回目の練習が終わり、朝食を食べるまでです。
朝食の時間が、練習後になっているので、練習前は軽くパンなどを食べてから練習に参加していました。
自由時間は寝たり、コンビニに行ったりしています。
この時間に宿題もやらなければいけないんですが、結局なかなか進まないんですよね。
ここからは、昼食以降の話です。
・12:30:昼食
~睡眠休憩(自由時間)~
・15:15:宿泊施設出る
・16:00~19:00:水中練習
~ 宿泊施設戻る~
・19:00:夜ご飯
・20:00:先輩からお風呂(自由時間)
・22:00:寝る
上記のようなスケジュールで1日を過ごしますが、下級生の頃は寝るのが12時を超えることが多かったです。
お風呂は先輩から入っていたので、後輩が入る時間が12時近くなっていました。
後輩に対してなかなかハードな先輩ばかりでした。冷蔵庫に入れておいた後輩のプリンを勝手に食べたり、お風呂も平気で1時間近く入っていたり・・・(笑)
合宿のスケジュールは、それぞれの合宿によってかなり違ってくるので、あくまでも参考程度にしてください。
水泳の合宿ではどんなメニューをしているのか

合宿では、どんなメニューをしているのか?
これもクラブによってもかなり異なります。
・ハードな合宿
・楽しい合宿
それぞれの合宿、クラブによって差がありますが、参考程度に私が参加していた合宿を紹介します。
私は、しんどい合宿しか経験したことがありません。
1週間で100kmは当たり前?
私が所属していたクラブは、田舎のクラブだったので合宿と言えば県合宿が主でした。
その県合宿では、「1週間で100km」が当たり前で、めちゃくちゃ泳いでいました。
個人的に数十回の合宿史上、最も理解できなかったメニューはこれです。
100(m)✕60(本)=1分30秒=
S1 ハード
合宿では、もしかしたらこんなメニューもするかもしれない程度に思っててください。
水泳の合宿はきついです
水泳の合宿は、中には楽しい合宿もあるのかもしれませんが、基本的にきつい思い出しかありません。
特に合宿に始めて参加する中1は、合宿の意味もわからないので、ただきついことをしているという認識しかないので、なかなかハードです。
しかし、徐々に水泳や合宿に対する認識が変わっていって、目的を持って参加できるようになってきます。
水泳の合宿は効果が出ます
合宿に行ってきつい思いして練習することに意味があるの?と思う瞬間があるはずですが、合宿後の試合やシーズンで必ず結果は出ます。
もちろん合宿で頑張りきれた人のみの話ですが。
なにより、水泳の合宿は、大人になってから「やってよかった」と思える経験です。
あれほど、自分を追い込む経験は二度とないと思っています。辛いことがあったら、「水泳の合宿を乗り越えられたんだから、これも大丈夫」と思うことができます。
中学生ではわからないかもしれませんが、間違いなく貴重な経験をすることができます。
水泳の合宿の持ち物はこれ

合宿に持っていくといいものを紹介します。
・水泳用品
・軽食(合宿中に買えることも多いが)
・スポーツドリンクの粉
・アイシング系(湿布、バンテリンなど)
・宿題 ・洗濯洗剤
・ジャージ(パジャマもこれでOK)
・下着、靴下
・シャンプー、リンス、ボディーソープ
・ハンガー、ピンチハンガー
・化粧水、乳液、ボディークリーム
・延長コード ・歯ブラシ
・お金 ・ドライヤー
これらを持っておけばそんなに困ることはないです。
上記の中で、大切な持ち物について紹介していきます。
合宿必須持ち物
水泳用品や着替え以外で大切な持ち物について、紹介していきます。
シャンプー、リンス
1日の4分の1(6時間)プールに入っているので、シャンプーは必須です。
宿舎にある安いシャンプーを使うと、髪の毛がバリバリになります。
また、プールに入って塩素をたっぷり吸収してしまうので、リンス(トリートメント)もかなり重要になります。
ピンチハンガー
ピンチハンガー1つあると、洗濯物や水着やセームを一気に干すことができるので、あると便利です。
ハンガーよりもピンチハンガーのほうが、合宿中は洗濯物を干しやすいです。
化粧水、乳液、ボディークリーム
プールに入っている時間が長いので、肌も乾燥してしまいます。
化粧水や乳液がないと、顔がバリバリになるので、持っていったほうがいいです。
特に夏合宿で外プールで行う場合は、さらに乾燥してしまうので注意が必要です。
また、全身も乾燥するのでボディークリームもあったほうが、間違いなくいいです。
延長コード
合宿の宿舎は、コンセントの場所が少ないところもあります。
そこで役に立つのが延長コードです。
スマホや携帯ゲーム機など充電したいものはたくさんあるので、延長コードさえあれば、みんなで充電することができます。
スイマーを持つ保護者に伝えたいこと

ここまで水泳の合宿について紹介してきました。
最後にスイマーを持つ保護者に、合宿後お子さんはこんなことを思っているかも?ということをお伝えします。
合宿後の気持ちはこんな感じです。
・家のご飯が食べたい
・家族に会えて本当に嬉しい
・とにかく寝たい
上記のようなことを考えているので、ぜひおいしいご飯を作ってくれたら嬉しいです。
ご飯を食べたら、ゆっくり寝たいので寝かせてください。
食べすぎてしまうので気をつけて
ただし、合宿が終わったあとの食事はつい食べすぎてしまうので、太り過ぎないようにな食事にしてくれると嬉しいです。
特に年末の合宿で、合宿後1日、2日オフがあると、間違いなく太ります。
年始早々、試合があるので年末年始の食事には少し気をつけてください。
ということで、今回は終わりにします。
合宿に絶対持っていくべき商品は、これです。