コロナウイルスの影響で日本選手権が中止になったあと、どうなったの?
試合が中止になってプールも休み、今何をして過ごせばいいのかな?
という方いませんか?
Risaです。
水泳は、3歳の時から始めて学生時代は、選手として試合に出ていました。
今回は、「競泳の中止が決定している試合」をまとめていきます。
これを見れば、2020年4月19日現在の情報、水連の対応を知ることができます。
競泳の中止が決定している試合まとめ

ここから紹介していく情報は、あくまでも2020年4月19日現在の情報です。
今後、さらに中止になる試合が増えていくと予想されます。
また、地方の大会やマスターズの試合もありますが、今回は、規模が大きい主要試合のみまとめていきます。
また、最新情報は、
・日本水泳連盟のHP
・各都道府県の水泳連盟のHP
を確認してください。
最初に中止になったのはジュニアオリンピック
コロナウイルスが流行して初めて中止になった大規模の試合は、「ジュニアオリンピック」でした。
あの状況での、中止は受け止めなければいけない状況でしたが、
・初めてJOの出場権を得た人
・高校3年生で最後のJOに出場する予定だった人
上記のような人たちは、なかなか受け入れることができず、気持ちを切り替えられなかった人もいたはずです。
私が同じ立場だったら、かなりショックを受けたと思います…
そういった気持ちになる選手がいることを、水泳連盟は理解していたと思うので、かなり大きな決断だったはずです。
日本選手権の中止が決定
その後、日本選手権の中止が決まりました。
日本選手権の中止決定までは、かなり多くの話し合いが積み重ねられました。
・短縮日程で無観客で開催が決定
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・短縮日程の発表
▼
・中止決定
日本選手権中止が決まった時点では、2020年東京オリンピックの延期が決まってなく、東京オリンピック代表の選考をどうするのかなどについても話し合われていました。
中止決定の時点では、ジャパンオープンで選考を行うことになっていました。(現在は東京オリンピックが中止になりました。)
現在中止が決まっている競泳の試合
日本選手権が中止になり、東京オリンピックが中止になり、緊急事態宣言が出された今、主要な試合がどんどん中止になっています。
・ジャパンオープン
・東京オリンピック
・関東高校大会(インターハイ予選)
・九州高校大会(インターハイ予選)
・東京中学校大会(全中予選)
上記の試合の中止が決まっています。
インターハイ予選や全中予選が、中止になっているので、インターハイや全中が開催できるのか、開催するとしたらどのように開催するのか、難しい問題は山積みです。
主要な試合以外にも、地区予選などが中止になっていますが、今後の対応はまだ決ま手いないようです。
水泳の試合は、人々の密着度や密集度がすごいので、この状況での開催は危険すぎることは、スイマーならわかりますよね。
中止になった日本選手権はどうなる?

日本国内でもトップレベルの選手が出場する、日本選手権とジャパンオープンが中止になりましたが、
・2020年の試合はどうなるのか
・オリンピック代表選考はどうなるのか
現時点で決まっていることについて紹介していきます。
日本選手権は今冬に延期が決定
2020年4月19日現在で、2020年の日本選手権は、「2020年12月」の開催を予定しています。
この試合ではオリンピック代表選考は行わず、オリンピック代表選考は2021年4月に実施される日本選手権で行われる予定です。
瀬戸大也選手の代表内定は、変更ありません。
会場は、「東京アクアティックセンター(東京オリンピック競泳会場)」にて行われます。
ジャパンオープンも延期に
ジャパンオープンは、日本選手権の中止決定時点では、2020年東京オリンピックの代表選考の試合になる予定でしたが、現在は中止になりました。
2020年のジャパンオープンは、2021年2月に変更になりました。
ジャパンオープンの会場はもともと「横浜国際プール」での開催が予定されていましたが、2021年2月は、「東京アクアティックセンター」で開催されるようです。
今後の状況によっては変更の可能性が大きい
コロナウイルスの影響で、多くの試合が中止や延期になっていますが、ほとんどの試合が、調整中になっています。
まずは、コロナウイルスの流行が収束しなければ、試合を実施することもできません。
今は、じっと待つ時間なのかもしれません。
試合の中止だけでなく練習もできない状況

試合が中止や延期になっただけでなく、多くの運動施設が閉館になっているため、スイマーの多くは現在練習ができていない状況になっているのではないでしょうか?
2020年に予定されていた長野県で行われる予定だった、日本代表の高地合宿も中止になりました。
選手一人ひとりが対応していく必要がある
練習ができないのは、日本のスイマーだけではありません。
こちらの記事(https://www.afpbb.com/articles/-/3277200)で、イギリスの平泳ぎの選手である「アダム・ピーティー選手」も水中練習ができてない状況を語っていました。
このインタビューでも答えていますが、水泳選手が1日プールから離れると、感覚を取り戻すのに2日かかると言われています。
現役スイマーならこの感覚わかりますよね。久しぶりに泳ぐとスカスカしますよね。
この水中練習ができない状況で、ピーティー選手は下記のことを実施しながら生活しているようです。
・食生活の改善
(隔離された状態では好きなだけ食べてしまう)
・家の中でできるトレーニングをする
・走る
・自転車を漕ぐ
・体幹を鍛える
今できることをやりながら、トップ選手も過ごしているようです。
家にいたら好きなだけ食べてしまうというのは、多くのスイマーが共感できますよね?気をつけなければいけないですね。
ジュニアスイマーも意識して生活していく
日本代表選手や世界トップの選手でさえ、十分なトレーニングができていないということは、学生スイマーはさらに練習ができていない状況なのではないでしょうか?
この状況で、何もしないで過ごしていては、今までの積み重ねてきた練習やトレーニングが無駄になってしまいかねません。
ジュニアスイマーや学生スイマーができることを下記にまとめておきます。
・食事:家にお菓子やアイスのストックをしない
甘いジュースを飲まない
・走る:人が少ない早朝などを利用して
・筋トレ:体幹トレーニング
家の中でできることはなんでも
上記のように今、自分ができることを少しでも続けていくことが大事です。
食事は、自分一人では管理が難しいと思うので、家族にも協力してもらえるといいですよね。
自宅のトレーニングには、マットがあるとやりやすくなります。
また、食事はたんぱく質がどうしても不足しがちになるので、筋肉を維持するためにも、プロテインを摂取するのもいいかもしれません。
いつ水中練習が再開できるかわかりませんが、いつ再開してもいいように準備しておくことが大切です。
スイマーが今できることとは

これを読んでいるスイマーは今、もどかしい気持ちでいっぱいかもしれません。
しかし、今は外出を控えて、今できることを続けていくことが大切です。
今できることを続けても、結果に繋がっているのかわからなくて、目標が見えなくなるかもしれません。
多分、私が現役だったらそんな気持ちになる気がします…
泳ぎたい気持ちを蓄えておこう
しかし、今はできることを続けて、「泳ぎたい!」という気持ちをいっぱい蓄えていきましょう。
プールに戻ることができた日に、泳ぎたくてしょうがない気持ちを爆発するためにです。
そのためにも、筋トレなど今できることを続けていくことが大事です。
今陸上でトレーニングをしなければ、水中練習が再開したとき、オーバートレーニングになってしまし、怪我をしてしまうかもしれません。
エンジョイスイマーになった私ですが、今できることを続けて、プール入れるようになったら、思いきり泳げるように準備をしていきます。
最後に、日本水泳連盟の青木会長がHPにてメッセージを掲載しています。
きっと頑張ろうと思えるはずです。
厳しい状況は続きますが、スイマーみんなで乗り越えていきましょう。
ということで、今回は終わりにします。