生理前に落ち込んでしょうがない…
PMDDって聞いたんだけど
これってどんな症状があるの?
という方いませんか?
PMDDで悩んでいるRisaです。
10代のころからPMDDで悩んでいましたが、PMDDのことを知ったのは、最近のこと
です。
今回は「PMDDの症状」について紹介します。
実際の私の症状を紹介しながら、リアルなPMDDについて紹介していきます。
◇記事の内容◇
・PMSSの症状
・PMSSの症状改善方法
・PMSとPMDDの違い
・筆者のPMDDエピソード
PMDDの症状ってどんな感じ?

PMDDとは、「月経前不快気分障害」といいます。
生理前のPMS(月経前症候群)のうち、「心の症状」が特に悪化して日常生活に支障をきたすような症状のことを指します。
・PMS:生理前の体調不良全般
・PMDD:生理前の精神状態が不安定になる
普段は、うつ症状がないのに生理前10日前後前くらいから、うつっぽくなったり、不安に襲われたりします。
また、イライラしたり、攻撃的になったりなど、感情のコントロールが難しくなり、人間関係や日常生活に支障をきたすこともあります。
生理開始から数日後には、症状は消え、今までと変わらない精神状態になります。
PMDDの症状チェック
PMDDによる精神状態の症状はたくさんあります。
主な症状を集めたので、チェックしてみてください。
□うつ気分、落ちこみがひどい
□不安や緊張、理由もなく追い込まれたような気持ちになる
□周りからの目が気になってしょうがない
□情緒が不安定で自分でも予測できない
□イライラしたり、怒りっぽくなる
□趣味や日常生活への興味が薄くなる
□物事に対する集中力が薄れる
□いつもより疲れっぽい
□活動性が低い
□炭水化物に偏って食べる
(あるものを食べ続けたりする)
□睡眠過多や不眠になる
□限界感、自己喪失感がある
□乳房が張った感じ、頭痛、関節・筋肉が痛む、体重増加
参考:生理前身体の調子やココロの状態が揺らぐ方へPMS
どれくらいチェックがつきましたか?
チェックが多いほど、PMDDの可能性が高くなります。
特に最初の5つにチェックがつく方は、注意が必要です。
PMDDの症状の種類は
PMDDの症状は人によって異なりますが、PMSのように「身体の症状」と「精神的な症状」の2種類に分けられるというより、「感情や精神面の症状」と言えます。
ただ、感情や精神面の症状を種類別に分けると以下に分けられるかもしれません。
・うつ気分
・イライラ
・疲れやすさ,集中力の低下
PMDDの悪いところは、上記が1つずつ表れるのではなく、同時に起こるので、感情が自分で対処できないほど、大変なことになります。
PMDDで悩む女性のほとんどが、生理前に最悪な精神状態になっているのではないでしょうか?
本当辛いですよね…
PMDDの症状緩和の方法

女性を悩ませるPMDDですが、症状緩和の方法はあります。
症状を緩和するには、大きく2つの方法が有効です。
・病院での治療
・生活の意識
少しでも改善させて、楽に生きていきましょう。(と自分に言い聞かせてます)
PMDDの症状は治療で改善できる
PMDDに悩んだら、病院に一度行ってみることをおすすめします。
・心療内科
・婦人科
PMDDは、女性特有の症状なので、「婦人科」と思ってしまいますが、「心療内科」でも診てもらえます。
どちらの病院でも言えることですが、「PMDDに理解のある病院」を探すことが大切です。
各病院のHPに診療内容について詳しくまとめてあるので、チェックしてから行きましょう。
婦人科でもPMSは詳しいけど、PMDDはよくわかってないお医者さんもいます。
☆ポイント☆
病院選び大事!
理解のある病院に行けば、あなたの症状に合う薬や漢方を処方してくれるはずです。
PMDDの症状を改善は生活の中からできる
PMDDの症状を改善するには、日常生活の意識も大切です。
PMDDの時期は、精神状態が不安定なので、生活も不安定になりやすいです。
以下のことを意識してみてください。
・規則正しい生活
・十分な睡眠
・定期的な運動
・リラックスする時間をつくる
・たばこは吸わない
・コーヒー,糖分,アルコールを控える
・仕事量を少なくする
・野菜や果物をしっかり採る
上記のように書いてみましたが、PMDDの方、ぶっちゃけ無理じゃないですか?
規則正しい生活をしようと思っても、睡眠は安定しないし、食事も我慢がききません。
難しいですが、できる範囲で心がけていきたいですね。
PMSとPMDDの症状の違いって?

PMSとPMDDの違いは、「精神面の症状が悪化するかどうか」です。
しかし、生理前に症状が出るという面では、大きくは変わりません。
▼PMSのことがよくわからない方はこちらの記事がおすすめ
PMSのことを簡単にまとめると、こんな感じです。
・乳房の痛み
・お腹の張り、腰痛
・頭痛
・むくみ
・抑うつ気分
・イライラ
生理前のPMSの症状がひどいとPMDDになる
PMDDは、PMSの症状のうち、こころの症状が強く出て、日常生活に支障をきたすような症状のことをいいます。
ただ、PMSとPMDDがあらわれる理由は、ともに月経に伴うホルモンバランスの変化です。
黄体ホルモンと卵胞ホルモンが、増えたり減ったりすることで、感情に関する神経伝達物質の量や働きに影響が出ると言われています。
私のPMDDの症状

こんな困ったPMDDですが、今思えば高校生くらいから悩んでいた気がします。
ここから、私のPMDDの症状を紹介したいと思います。
生理10日前のPMDD
生理の10日前くらいからPMDDの症状が出始めます。
・気持ちが落ち着かない
・集中力がなくなる
・梅干しが食べたくてしょうがない
私の場合、炭水化物に偏ることも多いですが、「梅干し」に偏ることが多いです。
コンビニで、梅のお菓子を買ってひたすら食べてしまいます。
塩分取りすぎだなと思いつつ、止めることができません。
まだ、この時期はどうにかなります。
生理7日前のPMDD
生理1週間前くらいから、気持ちがどんどん下降していきます。
・やる気がなくなる
・集中力がない
・趣味に興味がなくなる
・家の掃除がおろそかになってくる
・謎の不安に襲われる
・うつっぽくなってくる
・疲れやすい
この記事になると、自分ではコントロールが難しくなっていきます。
動きたいのに、自分の身体がついてこなくて、その状況にもイライラしてしまいます。
もうこの時期からは、自分の身体は自分の身体ではなくなります。
生理3日前のPMDD
生理3日前です…。
この頃は、用事がなければ、ベッドから起き上がることは無理です。
・何もしたくない
・何もしたくない
・何もできない
私の気持ちはこんな状態で、最悪な状態になっています。
たとえ、ベッドから起き上がっても、生産的な活動はほとんんどできません。
徒歩5分のコンビニに行くのも、休憩しながらでないと、辿り着かなかったこともあります。
うつ病になった時と超似てる
19歳の時にうつ病になったことがありますが、生理3日前の体調は、うつ病になった時とびっくりするくらい似ています。
人生に絶望を感じて、どうしていいかわからない、みたいな状態になります。
生理2日目のPMDD
生理2日目になると、少し症状が改善してきます。
身体を動かせるようになり、起き上がることも楽にできます。
体調が万全なわけではないですが、3日前の絶望からは抜け出します。
生理5日目のPMDD
私の生理は、7~8日とちょっと長くてやっかいなんですが、5日目くらいになると精神面は戻ってきて、いつものポジティブな状態になります。
ただ、身体は体力が落ちてて、疲れやすい状態がまだ続いています。
もうちょっと頑張りたい
ここでの踏ん張りは、まだきかない感じです。
生理終了
生理が終われば、こっちのものです。
最高にポジティブで、自分がやりたいことをやりたいだけ取り組むことができます。
集中力も復活しているので、、1日の生産性もかなり高くて、最高な毎日を送ることができます。
体調が万全なのは30日中10日
私の場合、PMDDは生理の10日前くらいから始まり、完全に体調が戻るのが、生理終わるころです。
そのため、1か月のうち、「自分調子いい!」と思えるのが、「10日間」くらいしかありません。
女性って辛すぎ…
本来なら30日中30日を自分のパワー全開で楽しみたいのですが、3分の2は思うように身体が動きません…。
だから、男の人っていいな~って思ってしまう…。
PMDDの症状に向き合ってできるだけ元気に過ごしたい

ここまでPMDDの症状について紹介してきました。
PMDDって本当にしんどいです。
言葉では伝えることができないくらいの大変さがありますよね。
PMDDに悩んでいる方は、自分の症状を分析して「いつから起こるのか」「自分の気持ちはどう変化するのか」など、把握しておくことをおすすめします。
把握しておけば、気持ちが落ち込んでも「生理が終わったら終わる」と思い込むことができます。
また、、PMDDは、一人では対応することができません。
病院に行って、治療を受けることも1つの手です。
PMDDでピルの使用を検討している方へ
PMDDには低用量ピルが効果的だと言われています。
もちろん、病院での処方も可能ですが、今ではスマホ1つで処方してもらうことが可能です。
オンライン診察でピルが処方してもらえるアプリはこれ
▶最短24時間で自宅に届きます
病院に行くのはちょっと…と思う方は、こちらのサービスを利用することもおすすめです。
オンライン上で診察して、ピルの処方が行われるので、とっても楽チンです。
ということで、今回は終わりにします。
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